管理栄養学部の調理系実習施設の管理活動について
大量調理施設衛生管理マニュアルには、「施設におけるねずみ、昆虫等の発生状況をひと月に1回以上巡回点検するとともに、
ねずみ、昆虫の駆除を半年に1回以上(発生を確認した時にはその都度)実施し、その実施記録を1年間保管すること。
また、その施設及びその周囲は維持管理を適切に行うことにより、常に良好な状態に保ち、ねずみや昆虫の繁殖場所の排除に努めること。」と規定されています。
そのため、調理実習系は半期ごとに専門業者による「点検・清掃」をしています。
「点検・清掃」作業は、前期・後期の授業開始前に
①害虫防除:捕虫トラップの点検、薬剤の散布。
およそ2週間後に薬剤のターゲットとなった害虫の死骸の確認
②特殊清掃:埃の除去、塩化ベンザルコニウムとアルコールによる清拭
を行います。
直近では、後期授業開始前の8月31日に害虫防除、9月14日に特殊清掃を実施しました。
その結果、1階の実習室ではゴキブリやクモ、3階の実習室ではチョウバエが見つかりました。
ゴキブリは実習室内では繁殖していなかったため、外部からの侵入が考えられますが、
エサとなる食品の残渣があると、大規模な繁殖の可能性に繋がります。
実習後、各調理室の片付けの点検(給食管理実習室では後片付け点検表に基づき点検)が厳重に実施されていると思いますが、
それは実習室を害虫から守り、清潔に保つためです。
学生のみなさんの使用後の清掃、助手の先生方の厳しい点検で実習室は清潔に保たれています。
引き続き清潔を保つよう、清掃・点検を心掛けましょう。