ISO食品安全通信 第4号

FSMS第1回サーベイランス(審査)について

管理栄養学部は2019年にFSMS:ISO22000の認証を取得し、昨年2022年に更新審査に合格しました。
今年は更新審査合格後の1年目ということで、第1回サーベイランス(定期審査)を受審しました。
 
10月23日(月)9:10~17:00に、ISO審査認証機関の(一財)日本科学技術連盟ISO審査登録センターよりFSMS審査員が来学され、
FSMS運用管理状況が審査されました。
審査員は、昨年の「観察事項」についてこの1年間の対応状況を確認、組織の状況やリーダーシップ、目標設定やPDCA、
文書管理の仕組みなどがISO22000規格の要求事項を満たしているかを審査しました。
 
最終会議において審査員から、是正処置について規定されていない文書があり「軽微な不適合」の指摘をいただきました。
文書の修正をするとともに、文書管理の検証システムを見直す機会になりました。
一方、食品安全チームはパフォーマンス評価、マネジメントレビュー等を行い
内部コミュニケーションが良好であるというよい評価もいただきました。
 
また、「食品微生物学」、「給食管理」、「給食経営」、「衛生管理システム」及び「給食管理実習」は
”学生受講結果アンケート”及び”講義の振り返りと自己評価”をもとに、次年度の授業展開が検討され、
学生の理解向上のため、継続的に改善を行っていることも評価されました。
 
第1回サーベイランス(定期審査)の結果は判定会議にかけられ、12月20日に審査結果が通知される予定です。
引き続き、ISO食品安全チームは、「食品安全専門人材育成」を目標に教育内容や教材をブラッシュアップし、
評価基準の適正化、学びの成果の見える化(ポートフォリオ)などの課題に取り組んでまいります。