ISO食品安全通信 第6号

給食管理実習の最終回に実施している教育効果測定について

教育効果測定は、給食管理実習を通じて習得した衛生管理に関する知識、スキルの習熟度を測定するものです。
筆記、口頭、実技の3つの試験の総合評価とし、給食管理実習の科目成績の一部として組み込まれています。
 
この試験内容は、2021年度の「衛生管理システム(集中)」で受講生(3年生)が演習課題として取組み、
学生の意見・提案を取り入れ作成したもので、2022年度前期より運用しています。
試験は、教員が中心となり教育効果測定を実施しますが、衛生管理システムの既受講者にも「教育効果測定アシスタント」として
口頭試問や実技試験の測定をしてもらっています。
試験受験者である2年生はもちろん、測定者となる学生にとっても、衛生管理に関する力がそれぞれに向上する教育プログラムです。
 
今後は、試験内容の見直しや、試験後に衛生管理に関する知識を活かせた場面の調査などを実施し、
「食品安全専門人材育成」によりつながる教育効果測定となるよう検討していきます。